離婚法務弁護士 ドットコム

十条王子法律事務所

700人以上の離婚相談に対応。対話を重視し、1人ひとりの希望に合った方法で最善の結果を導く

東京都北区東十条で事務所を経営する金ヶ崎絵美弁護士(十条王子法律事務所)は、離婚問題の解決に注力し、これまで700人以上からの相談に応えてきました。依頼者との対話を重視し、その方の意向に合わせて柔軟に対応することを心がけているという金ヶ崎弁護士。事務所の理念や、離婚の悩みを抱えた際に弁護士に相談・依頼するメリットなどについて伺いました。

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金ヶ崎 絵美弁護士
十条王子法律事務所
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インタビュー

依頼者の希望を第一に考え、柔軟に対応

事務所設立の経緯を教えてください。

もともと100人ほど弁護士がいる大きな事務所に所属していました。ただ、人が多いとそれだけ仕事の責任が分散されてしまうんです。自分自身の判断で動けないことも多く、次第に1人の力でやってみたいという気持ちが強くなり、独立を決心しました。

事務所の理念を教えてください。

1人ひとりの感情に寄り添って丁寧に話を聞き、依頼者の希望に沿った結果を導くために最善の方法を見極め、遂行することです。

離婚は依頼者にとって人生の一大事です。私はこれまでに700人以上の方の相談に乗ってきましたが、一口に離婚と言っても、その内容は事案ごとに全く異なります。決められたやり方に当てはめていくだけでは、依頼者に最大限満足してもらえる結果を出すことはできません。

大きな組織にいた頃は、ある程度決まったやり方に則って対応しなければならないこともありましたが、今は依頼者それぞれの意向に合わせて柔軟に方針を決めることができます。依頼者にとって大切なものや優先順位としっかり向き合い、心から納得できる解決方法を一緒に考えていきます。

「あなたは悪くない」と伝えたい

離婚について、どのような相談が寄せられますか。

男性・女性を問わず多くの方から相談を受けており、その内容も、離婚の交渉・調停・裁判、親権争い、慰謝料請求など、多岐にわたります。

特に多いのは、モラハラ被害の相談です。依頼者は、配偶者から「お前は何もできない」「誰のおかげで生活できていると思ってるんだ?」など、聞いているだけで胸が痛くなる言葉をぶつけられています。

毎日のようにそんな暴言を浴びせられていると、洗脳状態に陥ってしまうんですね。自己肯定感が下がり、「全て私が悪いんだ」と思い込んでしまう方が多くいます。私はどうしてもそういう方の力になりたいんです。間違った思い込みを解くために、「あなたは何も悪くないんですよ」と、何度でも励まします。

モラハラ被害の相談は、女性から寄せられることが多いですか。

はい。被害者の多くは女性で、その中には、経済力がないために夫の言いなりにならざるを得ない方も多いです。ご自身で自由に使えるお金が少なく、弁護士に相談・依頼をしたいけれど、費用を支払えないために泣き寝入りを余儀なくされている方もいます。

金銭面で不安がある方にも弁護士のサポートを受けてもらうために、当事務所では初回相談を無料で承っています。初回相談時に、依頼していただく場合に発生する弁護士費用について丁寧に説明し、その方の事情を踏まえて支払方法なども柔軟に対応しています。

また、一定の条件を満たす方には、法テラスの民事法律扶助制度もご利用いただけます。これは、経済的余裕がない方のために、法テラスが弁護士費用を立て替える制度です。立て替えた費用は、原則として毎月少額の分割払いで法テラスに返済していきます。

着手金が多少かかっても、多くのケースでは、慰謝料や財産分与などで大きく取り返せます。私の経験上、離婚について弁護士に相談・依頼をして、依頼者が損をすることはほとんどないと思います。

お金の問題で弁護士に相談するか迷っている方がいたら、勇気を出してまずは相談だけでもしてみませんか、と伝えたいです。当事務所にご連絡いただいた場合には、解決に向けて、私が誠心誠意サポートいたします。

適正な条件で離婚するために、弁護士のサポートが有効

離婚について、弁護士に相談・依頼するメリットは何だと思いますか。

十条王子法律事務所_相談室

1つは、悩みを解決するための方法や、今後の見通しがはっきりすることです。暗闇の中、手探りで出口を見つけようとするのは大変なことです。弁護士に相談していただくことで、出口に辿り着くための道筋が明らかになります。専門的な知識と経験を持つ弁護士が、あなたの気持ちに寄り添い、人生の再出発をサポートしますので、たった1人で奮闘する必要はありません。解決の過程で不安や疑問が生じたときはいつでも弁護士に相談し、アドバイスを受けることができます。

もう1つは、相手方と直接話をしなくてよくなることです。依頼をしていただいた場合は、弁護士が一切の窓口となって相手方との交渉や連絡を行います。特にモラハラ被害者の方は、相手方を前にすると萎縮してしまい、思っていることをなかなか伝えられない方が多いため、弁護士を通して話が進むのは安心だと思います。

弁護士が入ることで、離婚の条件を公平に取り決められることもメリットでしょう。夫婦2人だけの話合いで離婚の条件を決めると、元々のパワーバランスがそのまま取り決めに反映されてしまい、立場の弱い側にとって不利な条件になりやすいです。例えば、「養育費を請求しない」といった条件を半ば無理やり呑まされ、離婚後の生活が困窮するケースは実際にあります。お互いに納得できる形で離婚し、その後のトラブルを防ぐためにも、弁護士が入って適正な条件を取り決めることは非常に大事だと思います。

離婚問題における、先生の強みを教えてください。

自分で言うとなると難しいですが、依頼者からは、話しやすさと対応の早さを評価していただけることが多いです。1人ひとりと真剣に向き合い、親身に話を聞くことを何よりも大切にしているので、それが伝わっているのだとしたらすごく嬉しいですね。

弁護士が入るタイミングも慎重に見極め、一番平和な解決を目指す

初回相談で心掛けていることを教えてください。

まず、無料相談の時点で、弁護士を入れるべきかどうかをしっかりと判断します。弁護士が入る必要がないと判断した場合はその旨を率直にお伝えします。実際に、初回相談のアドバイスだけで解決するケースも少なくありません。

受任する場合も、タイミングは慎重に考えます。弁護士が表に出ていくタイミングを誤ると、相手方が身構えてしまい、交渉がスムーズに進まなくなることがあるためです。一番平和で、依頼者の利益になる解決方法を見極めることを重視しています。

最後に、離婚問題で弁護士への相談を検討している方にメッセージをお願いします。

今はSNSやネットの記事などで、離婚に関するいろいろな情報が簡単に手に入ります。1人で悩んでいると、どうしてもそういった情報が目に入り、影響を受けてしまうものです。

ただ、離婚問題は人それぞれ状況が異なり、解決方法も様々です。必ずしも、ネットの情報がご自身に当てはまるとは限りません。弁護士に相談していただければ、ご事情をじっくり伺い、知識と経験に基づき、1人ひとりに合ったアドバイスを提供します。

専門家に相談することは、問題解決への第一歩です。踏み出すまでには勇気がいるかもしれませんが、弁護士と話すことできっと気持ちが楽になるはずです。当事務所に相談に来られた方も、皆さん、「先生と話して元気になった」「不安が晴れた」と言ってくださいます。肩の力を抜いて、気軽にお問い合わせいただければと思います。