インタビュー
離婚問題は弁護士が介入することで結果に大きな差が出やすい
事務所設立の経緯を教えてください。
この事務所を設立する前は、弁護士の修行期間として、他の法律事務所で勤務していました。しかし、雇われの身では制約もあり、依頼者のことだけを考えて事件に対応するためには、独立して自分の事務所を持つことが必要だと感じました。そのため、必要な技能や資金が十分に確保できた時点で独立を決意しました。
事務所の理念や大切にしていることを教えてください。
依頼者に誠実に向き合い、依頼者にとって最善の方針を立てて、その方針に基づいて迅速に行動することを大切にしています。この基本姿勢を体現し続けることが、私の理念です。
離婚分野に注力している理由を教えてください。
離婚は、弁護士が介入することで結果に大きな差が出やすい分野だからです。
離婚と一口に言っても、親権、面会交流、養育費、婚姻費用、慰謝料、財産分与など、検討すべき事項は多岐にわたります。離婚を有利に進めるためには、それぞれの法律論を理解し、さらに過去の裁判例にも精通する必要があります。これらを一般の方が調べて理解するのは容易ではなく、法律の専門家である弁護士の有無によって結果に大きな差が生じやすいと言えます。
そのため、弁護士としても、自分の知識や経験が結果に結びつきやすく、依頼者にも満足していただける可能性が高いため、やりがいを感じることとなります。
離婚について悩みを抱えた場合に、弁護士に依頼するメリットは何ですか。
弁護士に依頼するメリットは、まず交渉が有利になることです。先ほどお話したとおり、離婚の争いを解決するためには、離婚の様々な問題について深い法律知識が必要になるため、弁護士が介入することで大きな差が生まれやすいと言えます。
また、ストレスを軽減できることもメリットの一つです。自分で交渉を行う場合には、相手との力関係から精神的なストレスを抱えることがあります。弁護士に依頼すれば、相手との交渉を任せることができるので、直接やりとりをするストレスから解放されます。
交渉を有利に進め、精神的な安定を得るという意味でも、早い段階で弁護士によるサポートを得ることをおすすめします。
すべての案件を最初から最後まで担当弁護士が責任を持って迅速に対応
離婚案件を手がける上で心がけていることを教えてください。
次の点を徹底するよう心がけています。
- 依頼者から話を丁寧に聞き取ること。
- 聞き取った内容から理論を構築し、依頼者にとって最も望ましい方針を立てること。
- 立てた方針に基づき迅速に行動すること。
依頼者の話を聞いて、最も望ましい解決策や結果を導くためにはどのような方法が選択可能かを、理論的に綿密に検討しています。そして、今後の見通しやどのような手続きをとるべきか、どのように行動していくべきかを丁寧に説明した上で、決定した方針に従い迅速に行動します。
また、この一連の活動を、すべての案件について担当の弁護士が最初から最後まで責任を持ち、迅速に対応している点も当事務所がこだわっている部分です。
事務所の強みを教えてください。
案件を有利に進めるために、事前に徹底的な準備を行うことです。
離婚事件では、多岐にわたる論点について、関連する文献や裁判例を調べる必要があります。また、収集すべき証拠も多くなる傾向があります。そのため、入念な準備が欠かせません。
依頼者との綿密な打ち合わせや、事案に即した調査は、手間はかかりますが、依頼者の要望を実現するために最も重要な工程だと考えています。このような作業を惜しみなく行うことが当事務所の強みです。
また、依頼者の不安を取り除くための対応も手厚く行っています。離婚案件では他の分野以上に時間をかけて面談を行い、婚姻中の生活状況や離婚に対する思い、抱えている不安を丁寧に聞き取ります。そして、今後の見通しや具体的な手続きの説明を丁寧に行っています。
初回相談の流れを教えてください。
まずは事務所にお電話ください。弁護士が事案の概要を伺います。面談が必要な場合は事務所にご来所いただき、相談を行います。その際、相談内容に応じて、最も適切と思われる方針や事件の見通し、今後の手続きの流れについて説明します。
離婚について、弁護士への依頼を検討している方へメッセージをお願いします。
弁護士に相談することで、精神的ストレスから解放されるだけでなく、紛争を迅速に解決し、離婚条件を有利にすることが期待できます。また、必要以上に争いが激化するのを防ぐことが期待できます。
離婚問題でお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。