離婚法務弁護士 ドットコム

日本橋みらい通り法律事務所

離婚という人生の岐路を新しい未来への一歩に〜電話・メール無料相談で「すぐ相談したい」にも対応

東京都中央区で「日本橋みらい通り法律事務所」を経営する伊達竜太弁護士(第二東京弁護士会所属)に、離婚案件を手掛ける上での心構えや事務所の強みなどを伺いました。伊達弁護士はこれまで離婚案件を多く手掛け、「すぐ相談したい」という方のために電話・メールでの無料相談にも対応。弁護士に相談するハードルが高いと感じる方にも、相談しやすい体制を整えています。

日本橋みらい通り法律事務所(東京都中央区)伊達竜太弁護士_メイン画像
伊達 竜太弁護士
日本橋みらい通り法律事務所
受付時間
  • 平日可
  • 週末可
  • 祝祭日可

インタビュー

離婚という人生の岐路を新しい未来への一歩に

弁護士としてのキャリアを教えてください。

2011年に弁護士となり、まず労働問題や債務整理を中心に扱う法律事務所、次に離婚や相続などの家事事件も扱う法律事務所に所属して経験を積み、2022年に当事務所を設立しました。

事務所の理念を教えてください。

一言で言うと「未来志向」です。私の好きな言葉に、「他人と過去は変えられない。自分と未来は変えられる」というものがあります。過去にタイムスリップして選択をやり直せるなら良いですが、そういうわけにはいきません。また、いくら誠実に対応しても、相手を変えることは難しいです。

それならば、未来と自分という変えられるものにフォーカスするほうが、より良い未来を実現できると思っています。そして離婚に関しては、弁護士のサポートを受けることで、より良い未来を実現しやすくなります。

相談に来られる方は、皆さんトラブルに遭いたくて遭っているわけではありません。離婚でいうと、誰も離婚するつもりで結婚しているわけではありません。しかし3組に1組は離婚すると言われている現在、離婚は珍しいことではないんです。

離婚に対してネガティブなイメージを持つ方も多いですが、長い人生にとっては、大きな転機で、たとえばDVやモラハラに耐えながら結婚生活を何十年も続けるより、離婚という道を選んで、心機一転、新しい未来へのスタートを切ると考えると、ポジティブなイメージを持てると思います。

私は弁護士として、「あのとき相談して良かった」と思っていただけるように、新しい未来に向かって一歩踏み出すお手伝いをしたいと考えています。「日本橋みらい通り法律事務所」という事務所名に「みらい通り」という架空の通り名を入れたのも、当事務所にご相談いただくことでより良い未来への通り道になれば、という想いを込めました。

法律のプロとして、後悔のない選択をサポートします

離婚の分野に注力している理由を教えてください。

日本橋みらい通り法律事務所_受付

1つは、以前所属していた事務所が離婚に注力していたため、そこで多くの知識と経験が得られたからです。離婚案件自体は多くの弁護士が取り扱っている分野です。ただ、より専門的な知識や経験を求められる場面もありますし、多くの経験を持っているからこそ様々な選択肢を用意できたり、的確な見通しを立てられるという面もあります。ですから、より依頼者のお役に立てる分野ということで注力しています。

もう1つは、そもそも人の人生に関わる仕事をしたいと思って弁護士になったので、離婚という人生のターニングポイントで関わり、辛い人生を送っていた人が離婚により前向きに生きようとする姿を見ているうちに非常にやりがいを感じたからです。

男性と女性どちらからの相談が多いでしょうか?

だいたい、女性が8割で男性が2割です。特に女性の割合を増やしたいと思ったわけではないのですが、「話しやすい」「話をよく聞いてくれる」と言っていただくことが多いので、私の人柄というか雰囲気も影響しているのかもしれませんね。

女性が男性弁護士に頼むメリットはどういったところでしょうか?

一番大きいのは、頼もしく感じる、ということだと思います。たとえばDV夫やモラハラ夫を相手にする場合、女性弁護士だと、どうしても強く主張できないのではないか、言い負かされてしまうんじゃないかというイメージがあるのかもしれません。

もちろん、実際にどうかは別の話です。ただ、相談者自身が、男性弁護士の方が頼もしく感じるのであれば、ご自身の納得感という意味でも男性弁護士に相談されるのは良いことだと思います。

もちろん、男性全般に対する恐怖心があったり、同性の立場で闘ってくれる弁護士が良いという方もいらっしゃいますので、そういった方は女性弁護士に相談されると良いです。相性もありますので、男性弁護士と女性弁護士、どちらにも相談してみるのも良いと思います。

離婚案件を手掛ける上で心がけていることを教えてください。

離婚案件の1つの特徴として、先が読みづらいという点があります。たとえば会社同士の争いであれば感情論より経済合理性、簡単にいうと「どっちを選んだほうが得か」ということで動くことが多いので、先が読みやすい傾向にあります。

ところが離婚の場合は、経済合理性より感情が優先する場合も珍しくありません。わかりやすく言うと、「Aのほうが経済的に得なのはわかるけど、相手の提案に応じるのが嫌だからBにする、相手を困らせたいからCにする」という場合も珍しくありません。誰でも、「言っていることは正しいけど、この人の言うことは聞きたくない」というような経験があると思います。それと似ていますね。

ですから、最初の段階で最後まで正確に見通して組み立てていく、というのは難しい分野です。ですので、正確さを求めるというよりは、次々迫りくる問題に対して、自分にとって間違いがない選択を積み重ねていくことが最終的に依頼者にとってベストな解決につながると思っています。そして、その判断は人の価値観によっても左右されるものですので、依頼者に合った選択ができるようアドバイスすることを心がけています。

なるほど。弁護士に任せっきりではなく、依頼者自身もしっかり選択していくことが大事なのですね。

そうですね。もちろん法律的なこと、具体的には、相手との連絡や調停や裁判は弁護士にお任せください。ただ弁護士はあくまでも代理人ですから、勝手に選択することはできません。最終的には、依頼者に判断していただくことが必要です。判断に必要な説明はしっかりして、一緒に考えていきますのでご安心ください。

「ベストな選択だった」と思えるためには、どういったことが必要でしょうか?

「プロセスを大事にする」ということだと思います。何もせず辿り着いた結論と、やれることは全てやって辿り着いた結論は、たとえ同じ結論でも納得感や後悔という意味で全く違います。未来に向かって進むには、きちんと今に区切りを付ける必要があります。そうしないと、いつまで経っても納得感が得られなかったり後悔したりして、変えられない過去にとらわれることになりかねません。

弁護士からすると「この結論を変えることは難しい」と思っても、とにかくやってみることが依頼者にとって大事だと思えば、やるだけのことはやってみます。

離婚はお互いの感情が対立しやすいイメージですが、そのあたりはいかがでしょうか?

おっしゃるとおりです。ですから、依頼者の気持ちに寄り添うことは常に意識しています。もちろん他の分野を扱うときも意識していますが、離婚の場合は特にそうです。

離婚案件の相談者・依頼者は、あんなひどいことをされた・言われた、こんなこともあった、ということを弁護士や裁判所にしっかりわかってほしい気持ちが強い傾向にあります。弁護士によっては、それは法律とは別の話なので、ほどほどに聞くという方もいると思います。ただ私は、そういった話も含めてしっかりお聴きして、必要に応じて裁判所に伝えるようにしています。

「きちんと受け止めてもらえた」「きちんと自分が言いたいことを言えた」、そういうプロセスがあってこそ、依頼者は新しい未来へ進めると思います。反対に「受け止めてもらえなかった」「言いたいことが言えなかった」という不完全燃焼だと、ずっと「あの選択で良かったんだろうか」「あのとき言いたいことを言えば違う結論になったんじゃないか」という後悔を抱えかねません。

先生の事務所ならではの強みや、他の事務所との違いを教えてください。

日本橋みらい通り法律事務所_相談室

先ほどお話ししたとおり、離婚案件に関する経験が豊富というのは強みです。

また、AFP(アフィリエイテッド ファイナンシャル プランナー)という資格も持っていることも特徴と言えるかもしれません。これは簡単に言うと、FP(ファイナンシャル プランナー)以上に高度な知識が求められる資格です。

「弁護士の仕事とどう関係するんだろう?」と思われるかもしれませんが、離婚案件では、財産分与・養育費・婚姻費用など、お金に関する問題が必ず発生します。財産分与は、夫婦が協力して築いた財産は離婚するときに分けましょうという話ですし、養育費や婚姻費用は、基本的にお互いの収入を基礎に金額を算定します。

その大前提として、相手の財産や収入を知る必要がありますが、妻は、夫の収入や財産を把握していないことが多いです。毎月生活費として一定額を受け取って、夫名義の預金がどこの銀行にあるかも知らない、という方も少なくありません。

弁護士は、そういった場合に財産や収入を調査する一般的な方法を知っています。それに加えて私は、AFPを取得する過程で不動産・保険・金融商品などをしっかり勉強しましたので、財産を調査したり、正確な評価をすることに長けていると思います。

どういった相談が多いでしょうか?

「相手が離婚に応じてくれない」「離婚後の生活はどうなるのか」「慰謝料を払ってもらいたい」「養育費はいくらもらえるのか」といった相談も多いですし、「離婚すること自体迷っている」「何から手を付けて良いかわからない」といった相談も多いです。また、相手から離婚したいと言われた、離婚調停を起こされたという相談も多いです。

早く相談することで、より良い結果を得られやすくなります

離婚について弁護士に相談するメリットを教えてください。

離婚自体は、離婚届さえ出せば成立するので、誰にでもできます。

ただ法律的には、親権・財産分与・養育費・婚姻費用・面会交流・年金分割など、決めることがたくさんあります。そしてどれもが、今後の生活にとって重要なことです。何も決めずに離婚してしまったり、相手の言うとおりの条件で離婚してしまったりすると、離婚後の生活で経済的に困窮するなど、様々なトラブルが起きかねません。

その点、弁護士に相談していただけると、判断を間違えることはありません。何か選択するにあたって、必要な情報やメリット・デメリットを知った上で判断できます。また、弁護士に依頼すれば、弁護士から相手と連絡を取ってもらえますし、調停や裁判での対応も任せられます。

紛争になっている相手と直接やりとりしたり、調停や裁判に依頼者自身で出席したりすることは、精神的な負担がかなり大きいでしょう。特にDVやモラハラを受けている場合は、自分の希望を伝えることが難しいと思います。弁護士にご依頼いただければ、依頼者に代わってきちんと権利を主張し、不当な主張はきちんと拒絶します。相手の理不尽な要求に屈しないために、ぜひ弁護士のサポートを受けていただければと思います。

早めに相談するメリットと、相談が遅れることによるデメリットを教えてください。

日本橋みらい通り法律事務所_入口

早く相談していただくことで、判断を誤ることがなく、良い結果を得られやすいです。たとえばまだ何も離婚条件が決まっていない状態であれば、一から決めていくことができます。他方、すでに相手と条件を合意してしまった後だと、それを覆すのはかなり難しいです。

「もう少し早く相談していれば…」と後悔することを避けるために、依頼するかどうかは置いておいて、一度早い段階で相談されることを強くお勧めします。

少しでも悩んだり困ったら、電話・メール一本でお気軽にご相談ください

先生に相談したいと思った場合、どうすれば良いでしょうか?

当事務所では、ご利用いただきやすいよう、電話・メールでの相談は無料としています。「これは弁護士に相談することなんだろうか?」「ちょっと聞きたいんだけど」といったことでも、お気軽に電話・メールしてください。

電話やメールで相談を受けている弁護士は珍しいのではないでしょうか?そういった体制を採られている理由も教えてください。

そうですね、かなり珍しいと思います。一番多いのは、まずは電話やサイトから相談予約をして、その日時に法律事務所まで行って相談するというパターンです。

ただ、相談したい方は、「今すぐ話したい」「できるだけ早くアドバイスがほしい」と思っています。たとえば、「さっき夫が子どもを連れて出ていった」「今晩夫と離婚条件について話し合うことになっている」という切羽詰まった場合も多いです。そういう場合は、相談日時の調整をして、わざわざ事務所まで行く余裕はありません。相談が遅れることで誤った判断をしてしまうことや、相手に押し切られて離婚条件を承諾してしまうこともあるでしょう。

ですから私は、できるだけ早くご相談いただけるよう、電話・メールでのご相談にも対応しています。もちろん、無料だからといって情報やアドバイスを出し惜しみすることはありませんので、ご安心ください。

また、曜日を問わず、電話がつながるようにしていますので、平日や日中は仕事という方でもお電話いただきやすい体制にしています。もちろん、裁判や打ち合わせなど他の仕事で電話に出られないこともありますし、365日働いているわけではありませんが、できるだけ早く折り返しや返信をするように心掛けています。

弁護士に相談するハードルが一気に下がった気がします。それでは最後に、弁護士への相談を考えている方へメッセージをお願いします。

離婚は、誰にとっても不安なことです。何もわからない状態、相手と直接話す必要がある状態というのは、大きなストレスになります。ですが、弁護士にご相談いただくことで随分肩の荷が下りるはずです。また弁護士に依頼すれば、相手と直接話す必要もなくなります。新しい未来への一歩踏み出せるよう、全力でサポートさせていただきますので、お気軽にご相談ください。