離婚法務弁護士 ドットコム

北村法律事務所

長年のキャリアを活かし、離婚問題解決に尽力。経済的にお困りの方でも安心してご相談ください

広島市中区大手町で「北村法律事務所」を経営する北村明彦弁護士(広島弁護士会所属)に、離婚案件を手掛ける上での心構えや事務所の強みなどを伺いました。22年間の検察官経験を経て、弁護士に転身された北村先生。検察官として様々な事件や人と対峙してきた経験も活かしながら、依頼者の絶対的な味方として安心感と信頼関係を重視した対応を心がけていらっしゃいます。

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北村 明彦弁護士
北村法律事務所
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  • 平日可

インタビュー

検察官から弁護士へ。法律家としての豊富な知識と経験を活かして、依頼者の権利を実現

これまでのキャリアについて教えてください。

私は司法試験に合格した後、検察官になりました。検察官を22年間務めた後、2009年に弁護士となり、2015年に当事務所を開設しました。

検察官は誰かから依頼を受けて仕事をするものではありません。他方、弁護士には依頼者がいて直接目の前で困っている方のお役に立てるので、非常にやりがいを感じています。

弁護士として仕事をする上で、どのようなことを理念にされていますか?

「依頼者の話をよく聴くこと」をモットーにしています。弁護士は依頼者から、法的解決に必要なことを的確に聞き出します。しかし依頼者としては、解決のために重要かどうかにかかわらず、ぜひ伝えたい、わかってほしい、知ってほしいという話をたくさん抱えています。解決のために重要なこともそうではないことも、依頼者が私に伝えたいと思う話にはじっくり耳を傾けるようにしています。

また、事務的に法律の話だけするのではなく、依頼者の気持ちに共感し、お一人で頑張ってこられたことをねぎらう言葉を掛けるように心がけています。相談に来られたときは緊張や不安でいっぱいだった方も、相談が終わる頃にはホッとした表情になったり、安心したのか、涙を流す方もいらっしゃいます。

他に大切にされていることはありますか?

正義を貫くことです。もちろん正義というのは唯一絶対のものではなく、相手には相手の正義があります。しかし弁護士としては、あくまでも依頼者の権利を実現することが貫くべき正義ですから、そこは絶対的な指針として大切にしています。

経済的にお困りの方でも、ご相談・ご依頼いただけます

離婚の分野に注力している理由を教えてください。

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弁護士になってから、いわゆるマチ弁として、皆さんの日常のお困りごとを取り扱ってきました。離婚は誰にでも起きうる法律問題ですし、弁護士の助けが必要な分野ですから、自然と力を入れるようになりました。

どういった方のご相談が多いでしょうか?

女性が8〜9割で、年代も20〜30代の方が多いです。特に女性の相談者を増やそうと思ったことはありませんが、元検察官という経歴から、頼もしく感じていただいているのかもしれません。また、経済的に困っている方からのご相談も多いです。

経済的に困っている方でも、弁護士に相談・依頼できるのでしょうか?

もちろんです。弁護士費用がネックになって、依頼をためらう方も少なくありませんが、一定の条件を満たせば、国が設立した法テラスという機関が弁護士費用を立て替えてくれる制度を利用できます。法テラスの制度を使って、私にご相談いただいた費用が無料になる場合もあります。

利用条件があるので誰でも使えるわけではありませんが、興味のある方は、相談予約時や相談時に遠慮なくお申し出ください。

依頼者の新しい一歩のために結果も過程も大切に

離婚案件を手掛ける上で、心がけていることを教えてください。

先ほどお話しした「話をよく聴く」ということ以外に、「やれるだけのことはやる」ということも心がけています。

解決のために有効と思われることはできる限り実行するようにしています。弁護士に依頼したからといって、必ず思い通りの結果が出るとは限りません。だからこそ、その過程も大事にしています。考え得る手段を尽くすことで、依頼者も、「これだけやった上で出た結果なら受け入れよう」と前を向きやすくなると考えています。

依頼者が気持ちの上で納得し、より良い人生を歩むための一歩を踏み出せるように、どのような事件に対しても妥協せず取り組んでいます。依頼者からは、「思い通りにならない部分もあったけれど、先生が一生懸命やってくれたので満足しています。気持ちの区切りがつきました」というふうに言っていただくことも少なくありません。

検察官を長く務められたということですが、その経験は離婚案件を手掛ける上でどのように活きていますか?

検察官時代は重大犯罪を犯した被疑者・被告人や裏社会の人たちとも対峙してきましたので、何事にも動じない度胸や胆力は付いたと思います。

離婚案件で交渉を行う場合や調停・裁判に臨む場合も、動じることはありません。また、相手方の代理人が弁護士会の会長経験者や役職経験者であっても、遠慮したり屈したりすることはないですね。

依頼者にとって非常に頼もしいと思います。

ありがたいことに、安心感があると言ってくださる方もいらっしゃいます。

検察官時代の経験で言いますと、検察官は有罪を立証するために非常に細かく証拠を見て罪を証明していきます。弁護士も、依頼者の言い分を証拠で立証していくことは不可欠ですので、検察官時代の経験を活かせます。

また、取り調べで被疑者の嘘を見破ったり、発言の意図を探ったりすることを日常的にやっていたので、これもまた交渉などの場面で活かせる能力だと思います。

ご自身で判断せず、とにかく早めの相談を

離婚について、弁護士に相談するメリットを教えてください。

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離婚にあたっては、財産分与・養育費・親権・面会交流・年金分割など、決めることがたくさんあります。そしてそのどれもが、当事者双方にとって重要なことです。

当事者だけで決めようとすると、相手の言いなりになったり、知らない間に不利な条件に応じてしまうこともあります。そして、一度決めたものを後でひっくり返すのは非常に難しいです。

今はネットで色々な情報を得られますが、そこに書かれていることを自分にどう当てはめるかの判断は難しいでしょう。そもそも不正確・不十分な情報もたくさんあります。自分の判断で動く前に、法律の専門家である弁護士に相談して、自分の場合はどうするのが良いのか正確なアドバイスを受けることをお勧めします。

相談後に依頼するメリットは、相手方とのやりとりを弁護士に任せられることです。もめている相手と直接話すのはとてもストレスのかかることです。DVやモラハラを受けているような場合はなおさらでしょう。弁護士に依頼することによって、一切の交渉の窓口となってもらえるので、精神的な負担がかなり軽くなると思います。

相談を検討している方に向けてメッセージをお願いします。

弁護士に相談するのはハードルが高いと感じるかもしれませんが、ご依頼いただくかどうかはさておき、とにかく早めにご相談ください。

ご相談いただければ、解決に向けた見通しや弁護士費用についても可能な限り具体的にお伝えします。ゆっくり、じっくりお話を聴きますので、うまく話せるか不安な方も心配無用です。

また、弁護士には守秘義務がありますので、相談していただいた内容は厳守します。「法律事務所に入る姿を見られたくない」という方もいるので、当事務所はあえて目立つ看板は掲げず、弁護士に相談したこと自体が他の人にはわからないように配慮しています。

相談は夜7時まで承っているので、お仕事の後でも相談していただけます。ぜひお気軽にご連絡ください。