離婚法務弁護士 ドットコム

難波みなみ法律事務所

年間約700件の相談に対応〜親しみやすく身近な弁護士として、離婚問題の解決をサポート

大阪市中央区西心斎橋で「難波みなみ法律事務所」を経営する南宜孝弁護士(大阪弁護士会所属)に、離婚案件を手掛ける上での心構えや事務所の強みなどを伺いました。初回相談無料だけでなく、朝9時から夜10時まで業務を行い、LINE・メール・電話・Zoomでの相談に対応するなど、相談しやすい体制を整えていらっしゃいます。離婚について悩みを抱えた場合に弁護士に依頼するメリットなどもお話いただきました。

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南 宜孝弁護士
難波みなみ法律事務所
受付時間
  • 平日可
  • 週末可
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  • 24時間可

インタビュー

相談しやすい体制を整え、弁護士を身近な存在に

これまでのキャリアについて教えてください。

奈良県出身で、2013年に弁護士になった後は大阪市内の法律事務所に所属し、2022年9月に当事務所を設立しました。当初弁護士は私1人でしたが、現在は2名が所属しています。

事務所の理念を教えてください。

親しみやすく身近な弁護士であり続けることです。トラブルに巻き込まれたとき、1人で抱えていても問題は解決しません。法律的なことはきちんと弁護士に相談することで早期に正しい解決ができます。病気や怪我をすれば病院に行くのと同じように、法律的なトラブルを抱えたら、ぜひ、法律の専門家である弁護士に相談してほしいと思います。

しかし弁護士に相談することに対して、敷居が高いと感じる方や、一歩踏みだす勇気が持てない方も多いでしょう。そこで私は、1人でも多くの方からご相談いただけるよう、そして相談して良かったと思っていただけるような対応を心がけています。

具体的にどういった取り組みをされていますか?

1つは、弁護士とつながりやすくすることです。当事務所では、午前9時から夜10時まで業務を行っており、これは法律事務所の中ではかなり長い方です。法律相談も、平日日中だけでなく夜間や土日祝もお受けしていますし、電話・LINE・メール・Zoomなどでもご相談いただけます。初回相談は無料にしており、予定さえ空いていれば当日の相談も可能です。

何日も先の相談予約を取って法律事務所まで足を運び、連絡手段は電話とメールのみ、対応は平日日中のみという事務所も多いです。しかし不安や疑問を抱えた方は、一刻も早く弁護士と話したいと思うでしょう。相談者のためにベストな方法を考えた結果、このような体制に行きつきました。

もう1つは、コミュニケーションの取り方です。相談者と同じ目線に立って、できるだけ専門用語は使わずに話したり、図を使ってわかりやすく説明したりしています。ご依頼いただいた後は、依頼者が不安を感じないようにこまめに報告したり、レスポンスをできるだけ早くするように心がけています。

定時制高校での経験などから離婚に注力

離婚分野についてよくある相談を教えてください。

そもそも離婚するかどうか争っているケースから、離婚することを前提に財産分与・親権・養育費・面会交流・慰謝料といった条件に争いがあるケースまで、様々な相談が寄せられます。タイミングとしては、これから別居を考えているという方もいますし、すでに別居して離婚に向けた話合いを始めているという方もいます。

また、不貞に関する相談も多いです。不貞した配偶者やその相手に対して損害賠償を求めたいという場合もありますし、反対に損害賠償を求められている方からの相談もあります。

男女比や年代はいかがでしょうか?

男女比は半々くらいです。年代は20代から40代が多いですが、それ以外の年代もいらっしゃいます。当事務所はLINEで相談を受け付けているというのもあり、幅広い年代からご相談いただいています。

離婚分野に注力している理由を教えてください。

私が弁護士を目指したきっかけに関係しています。私は高校3年生の春に県立高校を中退して、通信制高校に入学しました。そこで家庭環境が複雑だったり、両親が離婚していたり、虐待を受けていたり、色んな環境に置かれている子どもやその保護者に出会いました。そういった色んな境遇にある人たちを救いたいと思って、弁護士を目指したんです。

離婚自体は必ずしも悪いことではありませんが、離婚を機に環境や経済事情が悪化する家庭も少なくありません。ですから私は、依頼者やその子どもにとって可能な限り良い形で離婚が成立するようサポートしたいという思いから、この分野に力を入れています。離婚は新しいスタートでもありますから、離婚を機により良い人生を歩んでいただきたいと思っています。

そういったバックグラウンドをお持ちなのですね。

そうですね。弁護士と聞くと、幼い頃から賢くて高学歴というイメージを持たれる方もいらっしゃいますが、私のような経歴の弁護士もいるんです。人より少し遠回りしたかもしれませんが、だからこそ、色んな人の気持ちがわかりますし、色んな境遇の人がいるということを身を持って知ることができました。

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弁護士経験10年以上、年間約700件の相談に対応してきた豊富な経験

先生の事務所ならではの強みや、他の事務所との違いはどんなところでしょうか。

先ほどお話しした相談のしやすさが1つですが、もう1つ挙げると、離婚分野に関する経験が豊富なところです。事務所設立以来、年間約700件の相談に対応しています。もちろん全て依頼されるわけではなく、LINEや電話のやり取りだけですぐに疑問が解消するケースもあります。私自身、弁護士として10年以上のキャリアになりますから、離婚に関する相談件数は弁護士の中でも相当多いと思います。

弁護士としてのキャリアが長くなったり、離婚分野に関する経験が増えることで、どういった変化がありましたか?

見通しの精度が上がったことや解決に向けた引き出しが増えたと実感します。

相談を受けたとき、たとえばこういう状況であれば、慰謝料の金額や離婚条件はこうなるだろうという見通しを立てます。もちろん相手のある話なので100%正確に見通すことはできませんが、経験を積むにつれてその精度は上がっています。

ですから、無駄な主張をしていたずらに争いを長引かせることはありませんし、相手の主張に対しても適切な対応ができます。ご相談いただいた方に対して過剰な期待を持たせることもありませんし、結果的に早期解決につながっていると思います。

離婚案件を手掛ける上で心がけていることを教えてください。

離婚後の人生や子どものことを考えて、広い視点で、より良い解決策を検討することです。たとえば、「養育費は一切いらないから、とにかく早く離婚したい」と希望する方もいます。お気持ちはわかりますが、長い目で見たときに、本当にそれで良いか、本当に後悔しないか、しっかり時間を取って考えるように促します。

また、徹底的に争うことが正解とも限りません。相手が応じやすい提案をすることで早期に解決して、早く日常を取り戻す方が、依頼者の利益につながることも多いです。

このあたりは本当にケースバイケースですから、状況を見て、依頼者の希望を聞きながら、一緒に考えていきます。

ネットの情報を鵜呑みにせず、弁護士に相談することをお勧めします

離婚について弁護士に相談するメリットを教えてください。

相談者の状況に応じた正確な知識を得られることが大きいです。今はネットでも色んな情報が得られますが、誤ったものや極端なケースもあります。しかし専門知識がないと、それを見分けるのは難しいです。たとえば、不貞をしたら親権者になれないとか、不貞相手から最低300万円は慰謝料を払ってもらえるとか、そういう誤解をしている方は少なくありません。

また、ネットの情報は一般論ですから、自分がどうすべきか、自分の場合はどうなるのかというのは、やはり弁護士に相談しないとわかりません。

早めに相談するメリットと、相談が遅れるデメリットを教えてください。

間違った情報をもとに相手と話し合いを進めてしまったり、条件を合意してしまうと、あとから覆すのは難しいです。たとえば、本来養育費や慰謝料をもっともらえたはずなのに低額の合意をしてしまったとか、反対に、そんなに支払う必要はなかったのに高額の合意をしてしまったとか、そういうケースは少なくありません。

先生に相談したい場合は、どのようにすれば良いでしょうか?

電話・メール・LINEいずれかの方法でご連絡ください。朝9時から夜10時まで受け付けております。初回相談は無料ですから、少しでも不安や疑問があれば気軽にご相談ください。

離婚について悩み、弁護士への相談を検討している方に向けて、メッセージをお願いします。

今悩んでいることがあれば、実際に依頼するかどうかはさておき、相談だけでも早めにしていただく方が良いです。電話でもメールでもLINEでも、一歩踏み出して連絡する勇気を持っていただければと思います。