離婚法務弁護士 ドットコム

ゴッディス法律事務所

離婚・男女問題の解決に豊富な実績。依頼者に寄り添い、真に利益がある結果を導くため尽力します

東京都新宿区で「ゴッディス法律事務所」を経営する松本佳朗弁護士(東京弁護士会所属)に、離婚案件を手掛ける上での心構えや事務所の強みなどを聞きました。独立前には大手法律事務所の離婚・不貞慰謝料のみを扱う専門部署に所属し、現在も離婚案件を事務所の柱として取り組む松本弁護士。これまで3000件以上の相談に対応してきたそうです。弁護士のサポートを受けるメリットや、相談すべきタイミングなども聞きました。

ゴッディス法律事務所(東京都新宿区)松本佳朗弁護士_メイン画像
松本 佳朗弁護士
ゴッディス法律事務所
受付時間
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インタビュー

大手事務所の離婚・不貞慰謝料専門部署で経験を積んできました

これまでの経歴を教えてください。

2018年に弁護士になり、都内の大手法律事務所に入所しました。この事務所は分野ごとに専門部署を設けており、私は「離婚・不貞慰謝料」案件のみを扱う家事事件部に所属していました。男女問題について非常に多くの経験を積んだのち、2023年12月に独立して当事務所を設立しました。

事務所として、どういったことを大切にされていますか?

「この人を助けたい」「この人が社会的に救われないのはおかしい」「この請求が通らないのはおかしい」ーー。そう思える依頼者のために全力を尽くすことです。

もう一つは、依頼していただく以上は、依頼者にとって真に利益となる仕事をすることです。当たり前のことと思えるかもしれませんが、弁護士の中には、「本当に依頼者のことを考えているんだろうか?」と疑問に感じるような対応をする人もいます。自分は決してそうならないようにしています。

利益というのは、もちろん金銭的なものもありますが、精神的なものもあります。たとえば相手と直接やり取りしたくない方にとっては、弁護士が代理人になって相手とやりとりすることは大きな利益になります。依頼者のニーズをしっかり見極めて、「頼んでよかった」と思っていただけるような法的サービスを提供したいですね。

「ゴッディス法律事務所」という事務所名は、どういう想いで付けられたのですか?

「ゴッディス (GODDESS) 」は「女神」という意味で、法曹界のシンボルである女神「テミス」を連想させるものです。テミスが掲げる剣と天秤にならい、当事務所も「正義と公平」の実現の一翼を担える存在となれるよう、この名称にしました。

離婚を切り出す前からご相談いただくことで、スムーズに進むことも多いです

どういった理由から、離婚分野に注力しているのですか?

一番は、これまで3000件以上の男女トラブルに関する相談に対応してきたので、その知識と経験を活かすことで依頼者のお役に立てると考えているからです。離婚は多くの弁護士が取り扱う分野ですが、非常に奥が深い分野です。1人でこれだけの件数を経験した弁護士はそう多くなく、今後も事務所の柱の一つとして力を入れていきたいと考えています。

離婚にあたっては、離婚するかどうかだけではなく、財産分与や親権、養育費など、決めるべきことが多くあります。中には、相手から一方的な内容の条件を突きつけられて拒否できず、離婚後に経済的に困窮するなど、苦しい状況に追い込まれる方もいます。そのような事態を避けるためは法的に適正な条件を取り決めることが必要で、弁護士によるサポートが重要だと考えていることも、注力する理由の1つです。

離婚に関して、どういったご相談が多いですか?

大きく2パターンあります。1つは、自分は全く離婚を考えていなかったのに、配偶者から突然離婚したいと言われてどうすれば良いかわからない、という相談です。

もう1つは逆の立場で、離婚したいというご相談です。まだ同居していて相手に切り出せていない方、相手が応じてくれない方、離婚後の生活が不安で踏み切れない方、どうすれば離婚できるかわからない方など、様々な状況の方からの相談を受けています。

特に後者の場合だと、すでにもめているというよりは、その前段階で相談に来る方が多いですか?

そうですね。一旦離婚を切り出してしまったら、なかなか後戻りはできません。まずは相談して弁護士のアドバイスを受けた上で、離婚するかどうかや、相手に切り出すタイミングなどを決めたいという方も多いです。

トラブルになっていない段階で相談するのは、早すぎるのでしょうか?

そんなことはありません。むしろその方が良い場合が多いです。たとえば通帳など相手の財産に関する資料を、別居した後に確認することは難しいです。まだ同居していて離婚を切り出していない段階で相談していただければ、「家を出る前にこういう情報や資料を集めておいてください」とアドバイスできます。

また、依頼を受けると相手に受任通知という書類を送って、今後は私が窓口になると伝えます。別居前からご相談いただければ、別居するタイミングに合わせて相手に通知を送るなどの柔軟な対応が可能です。

すぐに依頼するかどうかはさておき、離婚を考えた段階で一度相談してみることをお勧めします。

不貞慰謝料についても多く対応してきたということですが、慰謝料を請求する側・される側どちらからも依頼を受けるのですか?

そうですね。請求する側・される側どちらの案件も多く手がけてきて、両方のケースを熟知していると自負しています。どちらも対応してきたからこそ、相手がどこを攻められたら嫌か、弱点がよくわかりますし、戦略や見通しも立てやすいです。

相談に来る方の年齢層や男女比はいかがでしょうか?

幅広いですが、結婚して何十年も経つ方よりは、結婚して10年以内、早い方だと1年くらいの方も多いです。年代的には30〜40代が多い印象です。

相談段階では半々くらいかなと思うのですが、結果的に依頼していただくのは女性のほうが多いです。

3000件以上対応してきた知識と経験で、依頼者に寄り添いながらプロとして適切に解決します

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離婚案件を手がけるうえで、どういったことを心がけていますか?

依頼者の気持ちに共感して寄り添いつつも、法律のプロとしての客観的視点を忘れないことです。

たとえば依頼者が「モラハラを受けている」と話した場合、もちろん辛いと感じている気持ち自体は大切にしますが、裁判でモラハラと認めてもらうことが難しいと思われる場合はそう伝えます。

依頼者に寄り添うことは、言い分を全肯定することとは違います。感情的な部分と法律的な部分をきちんと線引きして、できないことはきちんと伝える。そして、できることを全力でやることが、本当の意味で依頼者のためだと思います。

また、迅速なレスポンスと、こまめな報告や確認にもこだわっています。「今頼んでいる弁護士を変えたい」という相談を受けることがあるのですが、理由を聞くと、スムーズに連絡が取れないことや、今どうなっているか報告がないことを不満に思っている方が多いです。私は、依頼者から連絡をもらったら基本的には当日中に返事をし、案件に少しでも動きがあればすぐに報告するようにしています。弁護士とのやりとりで、依頼者がストレスや不安を感じることがないように意識しています。

先生の事務所ならではの強みや、他の事務所との違いはどんなところですか?

男女トラブルに関して3000件以上の相談対応をしてきましたので、そこで得られた知識と経験は大きな強みです。特に不貞慰謝料に関しては、かなりの知識と経験を蓄積してきたと自負しています。

対応してきた件数が多いことは、どういった場面で活きていると感じますか?

不貞慰謝料でいうと、事情を鑑みて、「恐らくこういう結論になるだろう」という正確な見通しが立てられることです。相手に、不貞慰謝料をあまり扱った経験がないと思われる弁護士が付いたときは、そのあたりの相場感をわかっていないと感じることが少なくありません。

たとえば、慰謝料を請求する側だった場合、弁護士から、「100万円の慰謝料が認められそうだ」と説明を受けていて実際100万円の判決が出た場合と、「500万円が認められそうだ」と説明を受けていて100万円の判決が出た場合は、同じ結論でも依頼者の納得感は全然違いますよね。

反対に、請求される側で、弁護士から「100万円くらいでしょう」と説明されていたのに300万円の判決が出たら、依頼者としては不満に思うのではないでしょうか。

その点私は、これまで蓄積してきた経験を踏まえて、精度の高い見通しを立てることができると自負しています。実際に、当初の見通しどおりに案件が進んでいくケースが多く、依頼者からも「先生が言っていたとおりになりましたね」と評価していただいています。

電話相談にも対応。お気軽にご相談ください

離婚に関して、弁護士に依頼するメリットは何でしょうか?

離婚は身近な法律トラブルですが、法律的にはとても奥が深い分野です。たとえば財産分与は、不動産がある場合はペアローンを組んでいたり、売却してもローンが残ったり、どちらかが住み続けたいと希望することも多いので、その処理は簡単ではありません。また、本人同士で話し合うと感情的になって前に進まないことも多いですし、DVやモラハラなどを受けていれば、そもそも話すことすら難しいです。

ご依頼いただければ、法律の専門家として正しい解決ができますし、今後の見通しも的確に立てられます。また、弁護士が代理人として相手とやりとりしますので、精神的負担が軽くなることもメリットです。

初回の法律相談の流れを教えていただけますか?

まずは電話またはWebから相談予約をお願いします。業務時間は平日9時から21時ですが、夜間や土日祝でも可能な限り対応します。また、スケジュール次第では即日相談も可能です。相談は、事務所に来ていただくことはもちろん、電話相談も可能です。相談料は、対面の場合は30分5500円で、電話相談の場合は初回60分無料です。

相談当日は、ご相談内容をうかがった上で、その場で可能な限り法的アドバイスを提示します。弁護士費用の概算もお伝えしますので、私の方針や費用などを踏まえて、必要があれば依頼していただくという形です。

離婚について悩み、弁護士への相談を検討している方に向けて、メッセージをお願いします。

悩みを1人で抱えている状況はとても辛いものです。弁護士に相談してもらえれば、話をじっくり聞いた上で、法律に基づく解決方法をアドバイスします。様々な離婚案件を手がけてきた弁護士から「大丈夫です」「何とかなります」と言われれば、それだけでも心が軽くなると思います。

相談したからといって、必ず依頼しなければならないわけではありません。心を楽にするための1つの方法として、ぜひお気軽にご相談ください。