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インタビュー
地域密着の法律事務所として長崎・福岡に5拠点を展開
これまでのキャリアについて教えてください。
出身は福岡県で、小中高は長崎県で過ごしました。2017年に弁護士となり、弁護士法人あさくら総合法律事務所(現弁護士法人松本・永野法律事務所)に入所しました。
2019年1月、弁護士法人松本・永野法律事務所 長崎事務所開設を機に、同事務所の所長に就任して今に至ります。
長崎事務所は、昭和57年に梅本義信弁護士が開設した「梅本総合法律事務所」と「弁護士法人松本・永野法律事務所」が合併して生まれた事務所です。
事務所の理念を教えてください。
弁護士法人松本・永野法律事務所には60年を超える長い歴史があります。その中で蓄積してきた豊富な知識と経験を活かして最善の解決を導くこと、そして全ての依頼者に親身に対応することが私たちのモットーです。
地域に根差した事務所として、個人・法人を問わず様々な相談を承っています。1人でも多くの方に弁護士のサポートを受けていただけるよう、県内に複数の拠点を設けたり、初回相談を無料にするなどの取り組みも行っています。
離婚を迷っている段階でも遠慮なくご相談ください
離婚について、どういった相談が多いですか。
本当に様々ですが、例えば以下のような相談が寄せられます。
・まだ離婚する決意は固まっていないけれど、離婚するとしたら養育費や財産分与がどうなるか知りたい
・すでに当事者間で離婚条件について話し合っていて、問題ないか確認したい
・離婚したいけど相手が応じてくれない
・離婚後に子どもに会わせてもらえない
・離婚時の約束通りに養育費を支払ってもらえない
離婚する決意が固まっていない段階でも、弁護士に相談して良いのですね。
もちろんです。最終的にどうされるかはご本人次第ですが、お話する中で「本当はどうしたいのか」ということを一緒に探っていきます。相談の結果、今はまだ離婚しない方がいいという判断をされる方もいます。ご自身で考えていると行き詰まってしまっても、弁護士という第三者の意見を聞くことで、自分がどうしたいのかがはっきりする場合があります。
離婚案件について依頼を受けた場合、どのように進めていくのですか。
もちろんケースバイケースですが、たとえば「離婚したいけど相手が応じてくれない」という相談を受けた場合、依頼者に代わって弁護士が交渉しても離婚が難しそうなら調停を申し立てます。交渉を長期間続けて調停に移行するより、ある程度のところで目処をつけて調停を申し立てた方が、結果的に早期解決できることが少なくありません。
相手が財産に関する資料を提供してくれないときも、調停を申し立てるケースが多いです。
離婚にあたっては、結婚している間に築いた財産を分け合います(財産分与)。相手がどこの銀行に口座を持っていてどのくらい財産があるかがわからない状態だと、きちんと財産分与するのは難しいです。調停になれば裁判所が間に入って話を進めてくれますし、解決に向かって前進します。
他に調停が有効なケースとしては、親権者となることを双方が希望している場合です。お互いが譲らず、交渉が難航しやすいので、調停での解決をはかることが多いです。
依頼者から「話しやすい」と言われます
離婚案件を手掛ける上で心がけていることを教えてください。
依頼者に寄り添いつつ、客観的な視点に立って問題解決の方法を考えることです。依頼者の気持ちに配慮することは大切ですが、寄り添う意識が強すぎて同化してしまうと判断を誤る可能性があります。法律のプロとして、依頼者との適度な距離感を保ち、常に冷静な判断をすることを大切にしています。
先生の事務所ならではの強みや、他の事務所との違いはどんなところでしょうか。
弁護士法人松本・永野法律事務所には長崎県・福岡県に5つの拠点があり、長崎事務所には2名の弁護士、全拠点合わせると14名の弁護士が在籍しています。
60年以上の歴史の中で多くの問題を解決してきた実績があり、事務所間でノウハウ・経験・情報の共有も行っています。難しい案件は拠点をまたいで知恵を出し合うなど、事務所一丸となって問題解決に取り組んでいます。
過去に取り扱った案件の資料は事務所に保管されているので、必要に応じて参照できます。過去の資料を見ることで解決の糸口を掴めることも多いです。
私個人で言いますと、良い意味で弁護士っぽくないと思ってもらえるのか、「話しやすい」と言われることが多いです。
じっくりお話を伺います。一緒に状況を整理していきましょう
離婚について弁護士に相談するメリットは何ですか。
法的に正しいアドバイスを受けられることです。「離婚したいけれど、何をどうすればいいのかわからない」という場合はもちろん、「ある程度は自分で手続きを進めてきたが、念の為確認したい」という場合でも、何らかの疑問や不安がある方は、一度弁護士に相談してみてください。
相談して専門家によるアドバイスを受けることで、不安を解消できます。自分では正しいと思っていることが、弁護士から見ると間違っていたり、不十分だったりするケースも少なくありません。間違った認識のまま当事者同士で離婚に向けた話合いを進めると、相手から不利な条件を提示されても気づかずに受け入れてしまうかもしれません。
弁護士に相談して、あなたに法律上認められた権利などについて正しい情報を得ることで、気づかないうちに不利益を被るリスクを回避できます。
先生に相談したい場合は、どのようにすれば良いですか。
電話か弁護士ドットコムのWebフォーム、または事務所のホームページから初回相談の予約をお願いします。業務時間外でもコールセンターのほうで電話対応しますので、24時間いつでもご連絡ください。
初回の相談ではどのような対応をしていますか。
初めて法律事務所に来て緊張している方が多いので、その方のペースに合わせて、じっくり話を聞くことを心がけています。
「自分の状況をうまく説明できない」と不安に思う方もいるかもしれませんが、心配いりません。話をしながら、今問題になっていることや、ご自身が今後どうしていきたいかを、一緒に整理していきましょう。
離婚について悩み、弁護士への相談を検討している方に向けて、メッセージをお願いします。
離婚しようかどうか悩んでいる方、離婚したいけど何から手を付けて良いかわからない方、ほぼ当事者間で話合いは済んでいるけど念のため確認したいという方ーー。どのような状況にある方でも、離婚について何らかの不安や疑問がある方は、ぜひ気軽にご相談ください。ご事情を踏まえて、解決策や今後の見通しをアドバイスします。
弁護士選びにおいては、ご自身との相性も大事です。特に、案件を依頼する場合は、人生の重要な局面を任せるわけですし、年単位の付き合いになる可能性もあります。ご自身と相性が合う、「この人なら信頼できる」と思える弁護士に依頼することが何よりも大切です。
相性の良し悪しは実際に話してみないとわからないので、複数の法律事務所に相談してみるのもいいと思います。「色々な事務所を回りましたが、一番安心して任せられそうだったので」ということで当事務所に依頼してくださる方もいます。
初回相談は無料で承っていますので、費用の心配もご無用です。ぜひお気軽にご相談ください。